”うなされて…”熱によって うなされて みたくもない夢を見る 夢の中ではヒーローだ 強気な男だ ある時は ひ弱な 大根役者だ うなされて 声まで出てんのに あまり覚えてない はっきり 思い出す夢といえば 小学生の頃の 高熱が出たら 学校の天井が凄い勢いで 上に離れて行く夢をよくみてた...
”思い出す昨日…”入れ替わり 入れ替わり 走る車を横目に 人が無言で 通り抜ける あぁ 鳥が青い空を 切り裂いて 飛んでいく 空間の裂け目から ふと 昨日の私を思い出す 抽象画を認めてもらいたくて 書いている姿 あの頃の私は闇の淵に立っていた 何も見えなかった 生きている自分さえ...
”この世が明ける”この世が明ける また 人が動き出す 夜明け 躍動感ある人 元気ない人 眠い人 辛い人 色んな想いや 色んな悲しみや 色んな楽しさや なんかを抱いて生きている 誰かに会いたい 誰かに出逢いたい 私の詩を見て 泣いたり 笑ったりしてほしい 絵を見て 何かを感じてほしい...
”参った 参った…”いやこりゃ 参った 参った… 次起きたのが 自分のイビキの音で びっくりして 起きてしまったのだ グガガガガガと ありえてない音で 妻がたまに鼻を摘みたいと言う気持ちが よく分かりました 妻よ ごめんなさい 今人より 詩人〜今人… #詩作 #言葉 #心 #詩人 #詩
”悪夢さんよ…”悪夢を見せる 夢の化け物へ 俺はお前達の 遊び道具じゃねぇての 見せるなら 亡くなった人を出すな 大の親友の辛い顔見せんな お花畑で 花を見てる夢でいいっての もう一回言っとくが お前達の遊び道具じゃない よく人見て見せろ まっとうに生きてる 人間に見せるゆめじゃねぇ ...
”音楽祭…”木枯らしが吹く カサッ カサッ カササッ 洗濯物が暴れる バタッ バタッ バタッ 空が唸りを上げる ウゥーッ ウゥーッ 乾いた大工の金槌の音が 風に乗る トンットン きっと 自然の音楽祭 賑やかな 音楽祭 奏でる音は 風が運んで行く 詩人〜今人… #詩作 #言葉 #心...
”知らず 知らずに…”歩きながら さり気なく 通り過ぎる 去りゆく風も 無駄だと思える 些細なことも 近寄ってくる小さな子猫も すべてが 自然な出来事 不思議な出会い すべては 縁で繋がってる 知らず知らずに きっと 詩人〜今人… #詩作 #言葉 #心 #詩人 #詩
”誰かの心の鳴き声が…”聞こえる 誰かの鳴き声が 寂しい人 悲しい人 辛い人 一人ぼっちの人の声が どうして聞こえるのか わたしもそうだった時があったから だから 何処かの誰かの心の鳴き声が聞こえる わたしだけじゃないんだ 貴方だけじゃない 辛い時はずっとは 続かない だから 大丈夫...
”二羽のカラス…”二羽のカラスがカァカァ鳴いて 餌場のない田舎にゃ カラスは暇そうだ 都会の街には カラスが群れて 悪さばかりが目立つのさ 嫌われ者の 嫌われカラス カモメみたいにゃ 好かれまい 冬のカモメは 船に群がり 餌のおこぼれ 横取りしあい 気がつきゃ カラスみたいに悪さする...