top of page

”100メートル先の…”


 

あの 渡りたい 100メートル先の

横断歩道の信号が点滅している
走った ガムシャラに 息を切らし
筋肉が硬直して 弾けるくらいに
夏の終わりの空気は秋模様…
汗は まだ夏を ずっと忘れていない
寒い寒い木枯らし吹くまで 夏を忘れない
緑から黄色に彩られる季節は 一年に一回訪れ
また 季節を忘れる しんみりとした 雪が舞う その季節まで
気持ちは揺らぐけど

あの 横断歩道の点滅に間に合えば

あの子に告白する

間に合えばだけど…
僕は走った あの横断歩道を渡るために…
勇気を持って 決意する為に
”詩人〜今人…”
特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
bottom of page