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”秋の…”


秋の 少し肌に触る 風が吹くときには

寂しさを感じ 歩いて来た道を 止まり振り返る
秋の 虫の音が 聞こえる日の暮れは
甘えたい盛りの 娘が引っ付いて 妻が笑う
秋の 大木のイチョウの樹が色づいたら
その辺が黄色く 絵の具を溶いて 撒いたよう
秋の学校の運動会で 息子が妻を背負う時には
卒業式までが あっとゆうまだと 寂しくなる
秋のお祭りが 終わった後の 通り道を通ると
吉田拓郎さんの”祭りのあと”が決まって流れる
四季折々の中で 秋が一番寂しい
声を大にして言いたい 秋は寂しい
私は 秋は 寂しくて 好きです…
私は 秋は 寂しくて 好きなんです…
”詩人〜今人…”
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