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”轟々と燃え盛る…”


 

轟々と燃え盛る 焚き火に あたりすぎた

体の水分が蒸発し 喉が渇き 水を欲しがり
買ってきてあった クーラーの中の
冷えすぎたビールを体に流し込む
炭酸が喉元を掻き毟るように 通り抜けていく
飲み干した目線の先に あの女性のラインを
見つめ また残りのビールを飲み干しながら
男の中の血が騒ぎ どうしようもない理性が
ビールの缶を握りつぶし 手に力が入るのを
抑えながら 焚き火に木をくべた
男なんて 勇気がない 見た目以上に
ひ弱で 弱い生き物 人を好きになったもん負け
その時点で 恋の行方は決まってしまう
”詩人〜今人… ”
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