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”壊れた人型ロボット…”


 

私は壊れた 人型ロボット

油もさされず 足で蹴られる 役立たずな

錆びついたロボット

昔は 皆んな 優しくしてくれた

時代が変わるたびに 皆んなは優しく

してくれなくなった

顰蹙さえ聞こえる様になった

私はいつも 空を見た 広い空を見ると

飛んでいる鳥が羨ましかった

私も 鳥になれたなら良かった

機械にさえならなければ

私は 自分の体を 錆びついた この体を

恨んだ 私はロボット 動きの悪い 錆びの回った

寂しいロボット 悲しい機械

詩人〜今人…

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