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”詩人の森…”

 

静寂な秋の道に 枯葉を踏む音がする

一人また 詩人が森にやってくる

風さえ吹かず 凛とした緩やかな森に

詩人がやってきては 自分の詩を読んでいく

森の妖精達は静かに 愛しく耳を傾け

心の声を聞いている 木々や虫まで

穏やかな 声で読み上げられる

詩人の心の声を 聴きながら

生きながらえてきた

だから ここの森の時間は特別な空間を

進んで 生きながらえている

詩人…今人…

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