心の水の魚…
雨雲から 大粒の雨が 大地を叩きつける 吹き付ける 嵐のような 雨達よ 私の この心の病を この雨で打ち付けてくれ 白く淀んだ 心の病を 真っさらな 雨水で 満たして欲しい 別になりたくて なったんじゃない でも このような生き方しか 出来ぬ 心になってしまった 若い頃の 私の透明な 心の水には 一匹の魚が住み着いていた いつも 私を守り 勇気をくれた 私は いまでも あの魚に 感謝している 情熱を燃やし 一緒になって 追いかけた 裸の心のまま 全てをかけて でも 今でも 私の心の濁った 心の水でも 生きているかも 知れない… 詩人〜今人…