”夢物語も何処かへ…”夢物語も もう何処かの星に行ってしまった 帰っては来ない 夢なんか もう見ない 目の前の小さな夢でいい 大きな宝箱より 小さな宝箱がいい もう 追いかけるのは 限界が来た 今は 妻と子供と一緒に 歩いてる 道草しながら 子供の成長を微笑みながら 見て 妻と手を繋いで...
”猫 猫 こっちにおいで…’’猫 猫 こっちにおいで そんなに 怖がらないで 素直においで お前が思ってるように 人は怖くない ビクビクしないで 私を信じて 猫 猫 こっちにおいで お前のいるとこは お前には住みにくい だから 私のとこにおいで きっと 安らぎ あるからね 猫 猫 信じてくれた...
”孤独が背中に乗っている”孤独が背中に乗っている 家族がいても いつも 孤独とゆう名の 人の影が 乗っている 風に吹かれて ユラリユラリ 誰もいない部屋に一人になれば 背中から降りて 体育館座り 僕も一緒に体育館座り 静かな世界で 詩を撫でながら 優しく過ごす 秋晴れの 午後のお昼寝かな...
”届かぬ空に…”届かぬ空に 右手を天に差し出して 届かぬ天に 両手を差し出して 空には 人の心の中を 映し出す鏡 答えは そう簡単には帰ってこない でも あの吸い込まれそうな 心が晴れ渡るような青空や 夕日の切なさや 人生にかかる曇り空や 悲しい雨雲 喝をいれてくれる稲光りの一閃...
”この曇り空が嫌ならば…”この曇り空が嫌ならば 口を膨らませて 吹き飛ばせばいい 力の限り 顔が赤くなるまで あの山の向こうまで 吹き飛んで行け そして 心の中の煙を吐き出してしまえ いきの続く限りに あの山の彼方へ ”詩人〜今人…” #詩作 #言葉 #心 #詩人 #詩
”サビの回ったロボット…”サビの回った ロボットがいた 仕事も出来ずに 僅かな電池で動いてる 右手はギクシャクして 左足は棒のよう 動いていると サビの回った体から音がする ギシッ ギシッ そんなロボットが考えた 自分の電池をはず事を 止まれば 痛みからも 解放されると ロボットは油の涙を流した...
”生きている事に感謝…”もし 私があの時 病院で死んでいたら 今いる 人達や自然には逢えなかった あの光るような太陽や 雷の怖さ あの街の 通りすがりの綺麗なあの人や 食べているご飯や 作って食べるパスタや 妻の笑い顔や オナラをした時の娘の反応や 息子のチャレンジして 成功したバック転や...
”鳥の羽どこへいく…”鳥の羽が空を舞う 吹く風どこへ 運んでく フワリ フワリと時間を気にせず あなたの元へ 鳥の羽の記憶が 空を舞う 別れたあなたの未練とともに 高く高く 大風吹いたらあっちへいったり こっちへきたり 届くまでには時間がかかる それでも 羽根は飛んで行く 2度と戻らぬ...
”秋桜が語る…”秋桜が語る 春夏とあった 私の心の中を 切なく見えるのは 私だけ 可憐に見える 秋の秋桜が 空を見るたびに 思い出を流す 咲き乱れる 心の中のように 鮮明に 鮮やかに 伝える 寂しい想いや 切ない想い 私の中での秋桜は 切ない花 花びらを太陽に挟んでみたら よく分かる...
”夜に…”いくつの夜に包まれてきただろう 私が夜を抱きしめたことはなかった 寂しい時には包んでくれた 涙する日には 静かに 包んでくれた そりゃもちろん 夜が怖い日もあったさ でも 一人ぼっちの心には 静かな夜が 似合ってた さりげなくて 慎ましく まるで 小さい頃の...