”土砂降り”土砂降りの雨に濡れて 震える子犬のように 何かに すがりつきたくて 甘えたくて 涙すら 出ない動物のように ただ 流れる雨に溶けてしまいそう 心までとかして 知らず知らずに 気づかないように 白濁した水のように 泣き叫びながら 雨に奇声を発し 全てを溶かしたい...
”葉の付いてない”葉の付いてない 桜の木に 花が 儚げに咲いている 季節に翻弄された 桜の迷いに 人は驚きを隠せない まるで あの人が 豹変したように 狂い咲きした 花の想いは夢見すら見せる 優しく指先で 花に温もりをあげて 春にまた逢おうねと 呟いた さよならした後に ひとひらの花びらが...
”シャボン玉…公園の子供がシャボン玉吹いたら 夢が風に優しく回りながら 流れていく 虹色に輝きながら いくつも いくつも 舞い上がれ 夢を運んで舞い上がっていけ 上昇気流に乗り あの 雲の彼方に 詩人〜今人… #詩作 #言葉 #心 #詩人 #詩
”海からの風…”海から風が 波の音と一緒に カラスの声を連れてきた 見上げると 太陽が眩しく カラスは太陽に隠れていた 子供達がいる海辺の公園には芝生があり 想い 想いに走る 我が子を 父さん 母さんが 愛する我が子を見守っていた 子供の声が溢れる光の公園には 私達も 他の親達に混じり...
”Machine mass”The smoke that the lump of machine that crawls on the ground can not see The blue sky is a pale blue and as usual It threatens the world...
”機械の塊…”地を這う 機械の塊が出す 煙は目に見えずに 青空は 真っ青で いつもと変わらず 見た目とは違い 世界を脅かす 見えないものは 見ようとしない たとえ 他の国のように 命を脅かそうと していても 増え続ける機械の塊が 悪魔のように この国を脅かしてゆく 知らぬ間に...